ある日、突然あなたが無一文になったら

今回は、10月22日から始まった、巷では「月9」といわれているTVドラマのテーマについてお話します。
先日、木村拓哉さん主演のフジテレビ「PRICELESS ~あるわけねぇだろ、そんなもん~」の第一話を見ました。

普段はTVドラマなど見たことはないのですが、番宣で気になった「もし、あなたが突然に無一文になったら」という言葉に惹かれたからです。

第一話の内容を掻い摘んでいうと、部下にも信頼されていたサラリーマンの主人公が、ある日いろいろなトラブルに巻き込まれ、突然会社を辞めざるを得なくなり、その後、災難が降りかかって、家も無くなり無一文になるという設定です。

携帯電話まで無くなり、途方に暮れるのです。
普通の生活から極貧の生活に身を置いて、ゼロからのスタートを切ります。
ある日、公園で出会った子供たちから、お金がなくても何とか暮らしていける事を学びます。
そんな主人公の取り柄は、卑屈にならず、ブレずに困難に立ち向かう力を持ち続けることです。
出会った周りの人達に愛され助けられて前進して行くという筋書きでした。

そこで、私が同じ境遇に置かれたらと考えて見ました。

私も勤めていた時に閑職に置かれたこともあり、最後の職場では、覚悟はしていたのですが役員を解任(犯罪ではありません)させられた経験もありました。

大幅な減給や無収入の生活を考えると身体が震えたのを覚えています。
当時は受験生二人がいて出費がかさみ、短気も起こせず我慢の生活を強いられて、最後は退職でした。

そして、独立創業です。
ドラマのように、出会った多くの人達に助けられて、何とか今日まで来ました。

学んだことは、社会生活は決して自分一人だけで暮らしてはいけません。
会社員なら、会社への日々努力しての貢献、そして同僚や上司との協調があって、自分が存在するのです。
自営業者や企業自体でも同じです。
お客様と協力会社、従業員達との円滑な関係で、上手くやっていけるのです。

貴方なら、どう対処しますか?

様々な困難な環境を想定してみてください。
また、そうならないようにするには、どう振る舞うかも考えてみるのも、今後の生き方には必要です。